第99回社会的企業研究会

日時:2018年12月21日(金)17:00~20:00

場所:明治大学駿河台キャンパス リバティタワー10階1105教室

報告テーマ&報告者

1)「2018年GSEFビルバオ大会ー協同組合はグローバル資本主義に対抗できるのか?ー」

白井和宏さん(一般社団法人 市民セクター政策機構専務理事)

2)「RIPESSの動向から社会的連帯経済を考える」(仮題)

田中滋さん(NPO法人 アジア太平洋資料センター理事)

3)「連帯経済の社会化と労働者協同組合設立の環境設定」

相良孝雄さん(一般社団法人 協同総合研究所事務局長)

会場費・資料代 500円(研究会個人会員、団体会員は無料)

参加を希望される方は、以下にFAXまたはE-mailでご連絡ください。

事務局連絡先

・米倉 生活クラブ生協・東京

Fax:5426-5203

Mail:katuyoshi.yonekura@s-club.coop

・大門 生活経済政策研究所

Fax:3253-3779

Mail:info@seikatsuken.or.jp

ご案内

社会的企業研究会では、ここ数年、GSEF(Global Social Economy Forum)の動向を含め、社会的連帯経済に関する諸外国の事例に関して、報告会を重ねてまいりました。前回から引き続き第99回研究会では、社会的連帯経済の現在の動向について真正面から取り上げます。2018年10月1~3日、GSEF2018ビルバオ大会が開催されました。ほぼ同時に、RIPESS(Réseau Intercontinental de Promotion de l’Économie Sociale et Solidaire:社会的連帯経済推進大陸間ネットワーク)でも理事会がありました。こうした国際的な動向に対して、日本の社会的連帯経済陣営は何を学び、実践にどのように活かしてゆくべきなのか、あわせて、今後の国際交流戦略をどのように構想すべきなのか。今回の研究会では、GSEF2018大会やRIPESS理事会において、どのような議論があったのかを皆さんと共有しながら、今後の日本の社会的連帯経済の方向性について考えてゆきたいと思います。

第一報告では、GSEFについて取り上げます。この大会に参加された白井和宏さんから、この大会について振り返っていただき、そこから何を学び、どう実践にいかしてゆくべきなのかを論じてもらいます。第二報告では、RIPESSにおいて、どのような議論がなされたのかを取り上げます。この会議に参加された田中滋さんから、この会議について振り返ってもらいます。GSEFとの比較を含め、世界の社会的連帯経済運動の現在の動向についてお話をしていただきます。第三報告では、GSEFの参加に加えて、現地スペイン調査もおこなった相良孝雄さんに、スペイン調査を振り返ってもらい、今後の国際交流戦略などを報告してもらいます。以上、第99回研究会も、間違いなく、盛り沢山で刺激的な研究会となると思いますので、是非、御参加いただければ幸いです。